Nanocl 0.14 の紹介
· leone
コンテナと仮想マシン(VM)のオーケストレーションは急速に進化しています。開発者や運用者のニーズに応えるには、革新と改善を続ける必要があります。その考えのもと、Nanocl 0.14 を公開しました。最新のオーケストレーターには、デプロイの作業を効率化する機能と改善が多数含まれています。
各コンポーネントに加わった変更と新機能を見ていきましょう。
Nanocld
変更
- 新しいイベントシステム:イベント処理を改善し、デプロイの監視と管理をしやすくしました。
- イメージ管理の改善:
ImagePullPolicyにより、常にイメージを取得するか、存在しない場合だけ取得するかを選べます。ImagePullSecretsを使ったプライベートレジストリからの取得にも対応しました。 - 効率的なプロセス処理:バックグラウンドでのイメージダウンロード、オブジェクトの処理を待つタスクキュー、オブジェクトのプロセス状態の監視を連携して行えます。
修正
- レプリケーションの改善:レプリケーション機能の問題を修正し、スケーラビリティと信頼性を向上しました。
Nanocl
変更
- シークレット管理:Statefile を使わずにシークレットを作成できる
nanocl secret createコマンドを追加しました。 - コンテキスト:デフォルトのエンドポイントを変更できるようになり、さまざまな環境との連携が容易になりました。 詳しくはコンテキストのガイドを参照してください。
- SubStates:設定にほかの Statefile を簡単に組み込めるようになり、複雑なデプロイを整理できます。 詳しくはサブステートのガイドを参照してください。
修正
ログの改善:ジョブの状態ログに関する問題を修正し、デプロイ中の動作をより正確に確認できるようにしました。
Ncproxy
変更
- イベント処理の改善:デーモンの新しいイベントシステムを利用して、信頼性とパフォーマンスを向上しました。
追加
- アクセス制御:
AllowedIpsにより、公開サービスにアクセスできる IP アドレスを指定できます。ネットワークのセキュリティと制御を強化できます。
修正
- プロトコル対応:SSL 上の TCP に関する問題を修正し、HTTP 利用時にターゲットの特定のパスを設定できるようにしました。
Nanocl 0.14 では既存の問題を解消するとともに、インフラをより効率的に拡張、管理するための機能を追加しました。コンテナのオーケストレーション、VM の管理、ネットワークアクセスの保護など、変化するニーズに対応するためのリリースです。
アップグレードのガイドを使って更新し、Nanocl 0.14 のコンテナと VM のオーケストレーションをお試しください。デプロイの自動化をさらに改善するため、今後も更新と機能強化を続けていきます。
最終更新日